2025年7月11日、カシオの時計開発の歴史に大きな転換点が訪れます。

「Speed and Intelligence」をコンセプトに掲げるEDIFICE（エディフィス）ブランドから、カシオ初の機械式腕時計『EFK-100XPB/EFK-100YCD/EFK-100YD』シリーズが発売されます！

これまでカシオは、G-SHOCKやOCEANUSなどのシリーズで、高耐久・高精度なクオーツ式を中心とした時計開発を追求してきました。
そのカシオが、腕時計の製造を開始してから51年の時を経て、初めて“メカニカルムーブメント”を製品化したことは、時計業界にとっても非常に大きなニュースです！

■ カシオ初の機械式ムーブメント、その意義

EFK-100シリーズは、カシオの中でもスポーツ＆レーシング志向の強いEDIFICEブランドから登場。

これまで、電波ソーラーやBluetooth連携など“機能性”で差別化を図ってきたカシオが、あえて手間のかかる機械式に挑戦。

● EDIFICEシリーズが表現するモータースポーツの楽しさと機械式時計を動かす歓びに相通ずるものがあると考えての機械式採用とのこと

● ただ、機械式ムーブメントはカシオとして初めて扱う形となるほか、自社開発や自社製造ではないため、協力メーカーから情報提供などのサポートを受け、技術的な知見を蓄積していったという。

● 「社内で議論があったのは事実」というように、企画メンバーだけでなく会社にとっても機械式ムーブメントの採用は挑戦だが、「ブランドとマッチしていることや、“価値を届けられる”という点で、行こうとなりました」と、ゴーサインが出た背景も語られている。

▶ 開発者の想いはこちら：
　カシオ公式　https://www.casio.co.jp/topics/article/2025/K-100/
　Impress Watch　https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/2020181.html

■ 軽量×高剛性。フォージドカーボンの革新

今回のモデル(EFK-100XPB)では、G-SHOCKで一度採用されたことはあるものの、カシオとしても2度目となる素材の「フォージドカーボン」がケースと文字盤に使用されています。
これは、F1マシンや航空機にも用いられる炭素繊維の複合素材で、「軽量でありながら強靭」という特性を持っています。

フォージドカーボンは成形の過程で独特の模様が生まれるため、「一つとして同じ模様がない“唯一無二の表情”」を時計に与えてくれます。
EDIFICEが追求してきた“モータースポーツのスピリット”と完璧に融合した素材選択といえるでしょう。

■ 視覚と感性に響く、ディテールへのこだわり

● スケルトンバックからのムーブメントの動きは、まさに“機械式の醍醐味”。
● インデックスや針の形状も、立体的で視認性を高めながらもスポーティな印象。
● ラグのフォルムやベゼルのエッジ処理に至るまで、細部へのこだわりが随所に光ります。

デザイン性・素材・構造、すべてが有機的に結びつき、EDIFICEらしさとカシオらしさの融合が実現されています。

■ カシオにしかできない「EDIFICE式メカニカル」の価値

今回のモデルは、“カシオの初”という希少性だけではなく、
✔ 技術者の情熱
✔ 素材への探求
✔ そして美しいデザインの融合
が高次元で成立した、まさに「これぞEDIFICE」といえる1本です。

特に、普段はクオーツを使っている方にも、「次は機械式にも挑戦してみたい」という気持ちを後押ししてくれるモデルではないでしょうか。

■ カシオが挑む、腕時計の新たなステージ

これまでの常識を一歩超えて。カシオは今、クオーツでもスマートウォッチでもない、「“第三の領域＝メカニカル”」に踏み出しました。

この時計は、単なる「新作」ではありません。
カシオが半世紀以上かけて築いてきた技術の集大成であり、未来への布石かもしれません。

ぜひ一度、G-STYLEの店頭でその存在感と鼓動を確かめてみてください。

メカニカルムーブメント / フォージドカーボンケース / フォージドカーボン文字盤
　EFK-100XPB-1AJF　74,800円(税込)　

メカニカルムーブメント / フォージドカーボン文字盤
　EFK-100YDC-1AJF　55,000円(税込)

メカニカルムーブメント / フォージドカーボン文字盤
　EFK-100YD-2AJF　49,500円(税込)
　EFK-100YD-3AJF　49,500円(税込)
　EFK-100YD-7AJF　49,500円(税込)